チャート分析 PR

値幅とスキャルピング

BOEとECBが終わり、相場が動きました。
ニューヨークは、ドル円で短期トレンドがあったので見てみましょう。短期トレンドは、スキャルピングのチャンスです。火曜日のCPIは、下落したときのじり安で下ヒゲに注意する記事を書きました。昨日はじり高だったので、陽線が連続しました。そのときの1分足です。

まず、AからBにかけてV字になっているので、Bのブレイクが分かりやすく感じました。そして、アジアから上昇していたうえY波動ですから値幅が取りやすいです。高値と安値が明確な時、2倍の値幅を取るようにしています。Bをブレイクしたとき、「Cと同じだけ値幅出るかな」と予測します。そうすると、まずロング回転を考えます。

陽線のときは、スキャルピングするならその陽線の下の方でロングしないと利幅取れませんので、そのローソク足が陽線になる前にロングする必要があります(おとといの記事に逆のことです)。

もしくは、陽線が伸びた時にショートして、ちょっとした反落を狙います。この場合は、利食いのチャンスは数十秒しかありません。逆張りなので、その短期トレンドの角度を決める必要があります。角度とは、高値と安値を切り上げる角度のことです。

移動平均線に沿ったラインを引けばいいでしょう。

これはチャネルラインですが、高値側もおおよそ止まるポイントがわかりますから、ショートも可能です。短期トレンドのスキャルピングは1分ごとにエントリーすることも多く、何かしらの根拠が必要です。その根拠は、何でもいいと思います。

値幅が出ると考えれば、ロングして数十分ホールドしておくのも良いでしょう。