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ファンダとテクニカル

FOMCは、何事もなく通過しました。しかし、米国が中国に25%の制裁関税適用するとの観測が出ましたね。ドル円も一筋縄で上昇にはなりませんね。雇用統計はあるものの、目先は関税のアナウンスしだいでしょうか。

ただ、中長期では上昇トレンドで、このようなファンダメンタルはテクニカルの範疇です。4時間足を見てください。

肝となるのは、上昇トレンドラインでしょうか。日銀・FOMCとありましたが、ABCとテクニカル的に説明がつく反転をしているので、上昇トレンドラインも意味のあるものになってきます。

関税のアナウンス、雇用統計とファンダメンタルはありますが、ファンダメンタルで動いてテクニカルで止まる、というイメージがわきます。ファンダメンタルで動き始めた相場は、テクニカルへバトンタッチするということです。それが「いつか」ということですが、「ネックラインをブレイク」したときです。

目先のネックラインは、引いた通りのラインで見ています。相場の見方は各々しだいなので、いろいろとライン引いてみてくださいね。値幅を取ると、次の見方もあります。

4時間足です。

日銀でヘッド&ショルダーズの右肩を上抜け、2倍を出して次の段階のもみ合い中です。AとBは、同じ値幅です(横幅も縦幅も全く同じ四角)。Bの終わりが、上昇トレンドラインにぶつかるタイミングに近いです。

AからBへ、段階を進めているので、先週とは相場環境は異なります。先週のままの感覚でいると、置いてきぼりにされてしまいますね。たとえば、今日1分足を見ていて、上にいったり下にいったり、迷ったり混乱するのではなく、「上下にもみ合うポイントの中になる」という前提を持つと良いかもしれません。もみ合うポイントだと分かっていれば、実際にもみ合うと混乱しません。これがトレードで勝てる土俵入りで、焦りも無くなるイメージでしょうか。