チャート分析 PR

ダマシになったネックライン

昨晩のブレイナード理事の講演では、利上げ期待を後退させる内容だったようですね。このあと発言系は無いと思いますので、あとは当日まで待つしかありません。ニュースは必要ですが、見て考えすぎると疲れます。考えても答えは出ないですからね。

さて、先週気になっていたチャートがあります。
ブレイクしてトレンドが出ると思いきや、ダマシで逆行することがあります。そのとき、順張りポジションを持っていると、一気に逆指値にかかります。ポンド円の1時間足です。

矢印のポイントは、8日です。
下にブレイクして陰線が確定していますが、結果的にはダマシとなりました。しかも、急騰して6時間連続で陽線です。この時の4時間足です。

下ヒゲ陽線になっていて、実体はネックラインを割れず、サポートされています。さらに、75EMAと200EMAも支持していますね。4時間足を見ると、反発したことは納得できます。しかし、1時間足だけだと、ダマシにあってしまいます。

5分足も見てみます。

明らかにブレイクしていますね。ショートしても負けても仕方ないといえば、そうなのですが、4時間足でヒゲになる可能性を考慮していればいいと思います。ブレイクする可能性もありますから。つまり、可能性を認識していればいいという事になります。

これは、メンタルを保つ意味でとても重要です。ダマシに合うのは、それなりの理由があるからです。自分だけがダマされていて、他の時間軸を見ると、決してダマシでは無いです。ほとんどのケースは、このような場合が多いです。他の時間軸を見てなかった。強いトレンドラインが引けていなかった。このような事が無いようにしたいです。