ドル円はどこまで上がるでしょうか。
これまでの上げ方を基準にして、値幅で見てみましょう。
まず、今の上昇トレンドが発生したのが下記Aです。3月の上旬ですね。3か月以上トレンドが継続しています。もちろん安値を切り下げていないので、上昇は否定されていません。トレンドの最中ということです。第一波は、Bまででしょうか。約1000pipsあります。これを第一波としてみます。
次に、上記の1000pipsの値幅を移動したのが、次のチャートです。
Aが押し目で、380pipsほどありました。
押し目をつけてから、また1000pips上昇しています。
さらに、この値幅(押し目をつけてから1000pips)を上に移動してみます。
Aが押し目で、500pipsほど下げて助走を付けました。今は、次の値幅を達成しにかかっているといえます。押し目から1000pips上げるとしたら、136円台の半ばになります。2002年につけた高値が135.15円付近ですから、ここを目指してさらに上にいくでしょうか。とりあえずの目安は、135.15円付近ですから、135円台です。これを達成しないとヘッジファンドの買いが弱まることはないでしょうか。個人的なトレードも、買い回転です。ショートしてホールドする、という戦略は今のところありません(上昇トレンドなので)。スキャルピングではショートたくさんやりますが。
次の押し目がいつきて、そのときの押し目の値幅がどれ位か、が気になります。
こればかりは、わかりませんね。
違う値幅を取ってみましょう。
下記は、3月の最初の上昇から2倍を取っただけです。
2倍の値幅は135.50円付近です。
値幅の取り方は、トレーダー毎に違います。ただ、どう引いても135円台がみえてきますので、かなり意識されているのではないかと思います。ドルだけでなく、ユーロも利上げ予定ですから、ドル円とクロス円が相乗効果で円安に拍車をかけています。
こういう上げがあると、暴落もちょいちょいやってきます。それがいつか、というだけです。短期目線でトレードするか、それとも中長期でホールドするか。ロングかショートか。分析はばっちりできても、エントリータイミングが合わないと、トレードでは勝てません。タイミングまで、しっかり考えてトレードするようにしたいです。