トレイダーズ証券は、JASDAQ上場のトレイダーズHD(銘柄コード:8704)のグループ会社です。口座数は約36万口座(2019年8月時点)と多く、大手FX業者の部類に入ります。口座数の推移は右肩上がりで、人気は安定していると言えるでしょう。
私も使っている口座で、とても使いやすいのでおススメです。この記事では、トレイダーズ証券をおススメする、6つの理由と特徴をお伝えします。口座開設に迷っている方は、参考にしてください。
1.4つの取引ツール
2.裁量トレードは「みんなのFX」
3.スプレッド・スワップ・スマホアプリ
4.信頼できる企業
5.自動売買のシステムトレード
6.バイナリーオプション
順番に見ていきましょう。
1.4つの取引ツール
トレイダーズ証券が提供している取引ツールは、4つあります。

①みんなのFX
②みんなのシストレ
③みんなのオプション
④LIGHT FX
結論から言うと、①みんなのFXを開設しておけば、問題ありません(私が使っている口座です)。違いなどは、これから説明しますね。
なお、取引したい投資により、使うツールが異なるので注意が必要です。それぞれの投資対象は、次の通りです。
①みんなのFX → 裁量トレード
②みんなのシストレ → 自動売買システムトレード
③みんなのオプション → バイナリーオプション
④LIGHT FX → 裁量トレード
ここでは、私が行なっている裁量トレードだけが、紹介の前提になります。
裁量トレードとは、売買判断を自分で行ない、トレードする度に注文画面をクリックするやり方のことです。通常の、スキャルピングやデイトレードがこれにあたります。
ちなみに、①のみんなのFX口座を開設すれば、②と③は同じ口座IDなので自動的に開設できます(③は簡単な知的確認テストがあります)。
そして、①みんなのFXと、④LIGHT FXは、同じ裁量トレードの口座ですが、取引ツールが少し違います。スプレッドやスワップなどの取引条件は同じで、デザインが少し違うだけだとお考えください。
違いを分けるとしたら、レベルに応じた使い勝手でしょう。
①みんなのFX → 中上級者
④LIGHT FX → 初心者
LIGHT FXは、取引画面がシンプルなので、初心者向けなのが特徴です。
ただ、初心者からいずれ中上級者になりますから、①みんなのFXを持っておけば良いでしょう。中上級者向けとはいえ、機能的なものはほぼ一緒です。
2.裁量トレードは「みんなのFX」
みんなのFXの特徴を見ていきましょう。
なお、みんなのFXの特徴は、そのままLIGHT FXにも当てはまります。どうしても、最初はシンプルなLIGHT FXで試したいという方は、LIGHT FXでもOKです。LIGHT FXも同じことだと読み替えてください。
さて、みんなのFXの売買ツールは、2つです。
①FXトレーダー
②Webトレーダー

①は通常のツール、②はシンプルな画面です。
デザインの違いなので、①の通常ツールを使えばいいでしょう。私も、①のFXトレーダーを使っています。
ここまでの話をまとめると、みんなのFXに口座を開き①のFXトレーダーを使う、これがおススメです。
3.スプレッド・スワップ・スマホアプリ
トレイダーズ証券の最大のメリットは、何と言っても、スプレッドの狭さではないでしょうか。ドル円が0.2銭(0.2pips)と狭く、さらに注目すべきは他の通貨ペアです。

ユーロ円が0.4銭(0.4pips)、豪ドル円が0.6銭(0.6pips)など、かなり狭いです。クロス円がここまで狭い業者は見当たりません。また、ユーロドルが0.3pipsです。これには驚きを隠せません。
ユーロドルは、ボラティリティが高い時期は、ドル円とは比較にならないほど値幅が出ます。それでいて、スプレッドが0.3銭なので、利幅が取れてこの上なく稼ぎやすい環境ということですね。
数pipsを何度も刈り取る、スキャルピングのような短期売買をやるなら、スプレッドが狭い方が断然有利になります。ここまで手数料を抑えられる口座は、他に見当たりません。FXをやるなら、トレイダーズ証券を持っていて損は無いでしょう。特に、スキャルピングをやるなら必須です。
また、スプレッドが狭いだけでなく、スワップ付与も良いです。

スワップ目的のトレードだとしても、スプレッドが狭いに越したことはありません。スプレッドが狭い、おまけにスワップも良く、高金利通貨のトレードも有利な条件がそろっています。
あとは、今の時代に必要なのは、スマホツールですね。
パソコンだけでなく、スマホも併用して活用してください。みんなのFXなら、パソコンと同じような環境で、チャートチェックなどできます。

このように、みんなのFXには、スプレッド・スワップ・スマホアプリの三拍子そろっているので、おススメです。
4.信頼できる企業
上述の3つの条件(スプレッド・スワップ・スマホアプリ)以外に、企業信頼性という観点でも、トレイダーズ証券は問題ないでしょう。コールセンターなどは、今は当たり前のサービスになりましたが、一昔前は電話で問い合わせするのはちょっと抵抗がありました。
不明な点があれば、電話してOKです。24時間対応というのも、安心できますね。

5.自動売買のシステムトレード
ここまでは、裁量トレードのメリットをお伝えしてきました。
みんなのFXには、裁量トレード以外に、システムトレードとバイナリーオプションもあります。みんなのFXで口座開設をすると、この2つもできるので、投資体験という意味で経験してみるもの良いかもしれません。
では、システムトレードとは、どんなものでしょうか?
みんなのFXのシストレとは、「みんなのシストレ」と言い、他のトレーダーと自分の口座をリンクさせ、他のトレーダーの売買を自分の口座において行なうことです。他の人にトレードしてもらう、とお考えください。

メリットは、
・チャート分析など不要
・24時間取引してくれる
・勝っているトレーダーと同じ収益が得られる
・感情に左右されない
このあたりでしょう。
逆に、次のようなデメリットもありますので、吟味する必要があります。
・他人に売買判断を任せるリスク
・トレードスキルが身につかない
・システムの良し悪しの見極めが難しい
・大損しても自己責任
トレードを自分で行なうか、上手なトレーダーに任せるか、という選択になるでしょう。
あくまでも、あなた自身で裁量トレードをやるのがおススメですが、このようなサービスをを使っておくことも、投資人生の中では必要な経験かもしれません。自分でトレードすることの重要さや、他人任せるメリットやデメリットが浮き彫りになりはずです。
今後、自らがシステムトレードを構築するなら、参考にはなるでしょう。
6.バイナリーオプション
バイナリーオプションは、価格が、ある一定の期間内で上にいくか、下にいくかを予測する取引です。いくらになる、という具体的なプライスを考える必要が無く、上か下か、というだけです。

一見、簡単なように思えますが、簡単に儲かるわけではありません。
上か下か、と考えると確率は50%ありそうな気がします。少し勉強すれば、確率が55%や60%にできそうです。しかし、実際やってみると、かかる手数料の問題や、メンタルが影響してくるため、一筋縄ではいかないものです。これは、裁量トレードを同じことでしょう。
むしろ、バイナリーオプションの方が、スタートとゴールの時間が決まっているので気軽に賭けてしまいます。裁量トレードではやらなかった賭け方をしてしまうのも、バイナリーの特徴です。
もちろんバイナリーならではのメリットもあります。
裁量トレードのように、エントリー~イグジットまで、きっちりとルールを決める必要がありません。裁量トレードで難しいと言われるイグジットが、最短で2分、最長で120分というように、あらかじめ決まっています。その中で、上か下かを予測すればいいのです。
こっちの方が、裁量トレードよりも楽に感じる方も多いでしょう。
どちらにしても、まず、みんなのFXで口座開設をして、それからバイナリーオプションも経験してみてください。
まとめ
トレイダーズ証券は、特に気になる点もなく、全てにおいて満足度が高い口座の一つです。特に、スキャルピングをやるなら、このスプレッドの狭さは活用すべきでしょう。また、自動売買やバイナリーオプションもあるので、裁量トレード以外の投資を試したい方にもおすすめです。
また、シンプルな取引ツールを最初に使いたい方は、LIGHT FXでもOKです。
一番のおすすめは、みんなのFXとLIGHT FXを同時に開設し、両方とも使ってみることです。その上で、選んでみるのが一番安心ではないでしょうか。口座開設の手間は一緒なので、ぜひ試してみてください。